前回の記事で書いたが、2025年現在メインスマホとしてGoogle Pixel7aを使用している。
Pixel自体は最近販売戦略が迷走気味で、性能に対して価格が高い。しかしほんの少し前まではコスパ最強の良いスマホシリーズであったのは間違いない。

pixel7a自体は2023年5月発売ということで、1年半ほど経過して今更感はあるけど、まだまだ現役で使うことが出来るので、運命的にこのブログにたどり着いた人に、是非おすすめしたいのでレビューしていく。
ゲームをしないなら十分な性能

このスマホは日常使いでは完璧と言っても過言ではない。
僕自身のスマホ利用用途として、「SNS・ネットサーフィン」「マップ利用」「通勤時の音楽プレーヤ」で使用している。そして大抵の人が上記の用途にプラスして「カメラ撮影」が多いと思う。
この「Pixel7a」はこれらを快適にそして十分に使うことが出来て、かつ安く購入できることがおすすめできる理由。ただしSocがゲーム向きではないので、そこは注意してほしい。
Pixel aシリーズ
Pixel7「a」は廉価モデルのシリーズで、公式ストアで定価69,300円。通常のPixel7に比べて価格が2万円ほど低い。でも通常シリーズと同じSocを載せているから処理性能は変わらない。それゆえにコスパ最強と言われている。
Pixel7a 外観
Socに独自開発の「Google Tensor G2」を搭載し、ディスプレイ約6.1インチの有機ELの製品となっている。

カラー展開は4色で、
- チャコール(黒色)
- スノー(白色)
- シー(水色)
- コーラル(オレンジ色)※数量限定
スマホ背面は3D合成素材カバーガラスで、フレームとカメラバーにはアルミ素材を使用。

背面中心には「G」のマークで艶感○

充電端子にはみんな大好き「USB Type C」

比較的大きい僕の手でも持ちづらさはあり片手操作はやや難しい、体格が小さい人は両手で持って操作するほうが安心。
スペック
ディスプレイ | 6.1インチ(2400×1080) 有機EL |
---|---|
サイズと重量 | 72.9mm×152mm×9mm 193.5g |
CPU | Google Tensor G2 |
ストレージ | 128GB |
メモリ | 8GB |
バッテリー | 4385mA |
機能 | おサイフケータイ 指紋/顔認証 防水防塵:IP67 充電:USB Type-C/無線充電可(バッテリシェア×) |
公式ストア価格 | 69300円 |
重量が193gと重めの部類で長時間持つと気にはなってくる。ストレージは128GBと少なく、写真をよく撮る人はクラウドストレージなどを駆使して、定期的に本体の写真を整理していかないと容量がすぐに無くなるので注意。
AnTuTuベンチマーク:約90万点

※2025年2月 Ver10.4.4での計測
だいたい50万点以上あれば問題なく使うことが出来る目安となる。AnTuTuベンチマークの結果は90万点越えとなった。ウェブブラウジングやSNSの動作はサクサク動いて違和感はない。「原神」のような重いゲームはカクつくけど、「モンスト」程度なら問題なくサクサク動く。ライトゲーマーなら十分な性能だと思う。
OSは純正Android
僕自身androidスマホをたくさん触ってきた訳ではないので、致命的な使いにくさは感じないが、レビューを見ていると痒いところに手が届かない、物足りなさがある意見がちらほら散見される。


画面の輝度を変えるためには通知を2段階に分けて下にスワイプする必要がある。

もちろん純正Androidのメリットもあり、長期サポートが保証されている。Pixel7aはOSアップデート3年、セキュリティアップデート5年。Pixel8以降になるとOS・セキュリティアップデート7年が保証される。しかしそこまで長期間同じスマホを使い続けるのかは疑問。
残念ポイント
指紋認証の精度が悪い

指紋認証センサーは画面内部に配置されており、「光学式」となっている。これがガラスフィルムと相性が悪く手が汗ばんでいたり、乾燥していると一気に精度が悪くなり全然通らない。設定で「画面保護シートモード」があるが微妙。毎回認証してくれるか不安を抱えるので地味にストレスになる。TPUフィルムでもそんなに差を感じることはなかった。
顔認証はマスクやサングラスをしていなければ十分に使える性能で、日常ではこっちでロック解除することが多いと思うが、そのままホーム画面に移行するので、周りの人に見られる環境にいるときには画面を見られないように注意。
未使用品で購入
2025年2月現在、Pixel7aは公式ストアでは購入することが出来ない。購入するためには中古スマホショップが主になるだろう。僕は「イオシス」で未使用品を52000円で購入した。誰も使用していなくて少し安く手に入るならお得感はある。現状不具合もなく機嫌よく動いてくれている。中古スマホで気になる保障も安心で、未使用品であれば6か月間は保証してもらえる。

イオシスでは2025年2月現在未使用品はなし。

後継機であるPixel8aは未使用品はまだある。Pixel7aに比べると1万ほど高くなるがおすすめ。

5000円ほど高くなるが、バッテリシェアを対応しているPixel8もおすすめ。
この安さからの満足感
最後に、Pixel7aは定価6万円でこの性能はなかなか良い。iPhone13miniから乗り換えてみたが僕が日常で使う分には問題なく扱うことが出来ている。このことからiPhoneは過剰スペックだったんだなと感じることが出来る製品となっている。少しでも安く使いたいけど動作感を落としたくない人はおすすめする。
